媚薬の中に効果がある漢方成分

媚薬は主に催淫剤、勃起機能改善薬、刺激性物質、性ホルモン剤や民間伝承薬などの成分からなっています。民間伝承薬とは、「生薬」や「漢方」などに当たるものです。例えば、鹿の角、鹿茸、附子、地黄、麋角などです。これらの成分は漢方や生薬として使用されることがあります。共通して言えるのは、男女の性器への血流改善や成長あるいは興奮などに効果があるということになります。

鹿茸

梅花鹿または馬鹿の旧角が、春に脱落した後に新生する幼角を乾燥したものです。貴重な漢方薬と言えばやはり鹿茸の滋養強壮の効能で、中国では“長寿不死の神薬”とも言われ、現在の医療界において、鹿茸が最も注目されている薬の一種であり、各国においても鹿茸に対する研究が盛んになされ、強壮、造血の他に、性機能低下や記憶の保持が悪い症状に対する効果が明らかに証明されました。特にインポテンツや遺精、腎臓障害、身体衰弱による性機能低下など、それの症状に対し鹿茸を使用しておくと,低下した性行動や学習行動が回復します。このような作用は麝香や牛黄でも認められていますが,鹿茸の作用が最もはっきりとしています。

附子

トリカブトの一種です。漢方方剤に配合される附子は、体温を上げ新陳代謝を促進する効果を持ち、鎮痛をはじめ鎮静や利尿、強心を目的として使われます。関節痛や神経痛、リウマチに良く効くとされ、生薬の中でも代表的です。胃腸の炎症を抑えてくれるので、体が弱っている時の腹痛や下痢の症状にも効果があります。温熱作用もあり冷え性改善として、顔色の優れない人や夏場でも手足が冷たい人に用いられます。

地黄

アカヤジオウです。ゴマノハグサ科の植物の一種です。中国原産で地下茎は太く赤褐色で、鉄分を生薬中一番多く含みます。地黄には、血糖降下作用、強心利尿作用、抗菌作用があり、滋陰・補血、精・血の補強に良いとされます。 また、ジオウは増血作用だけでなく、血行障害やホルモン分泌障害にも効果があります。補血・強壮の薬として、貧血や虚弱体質の改善に使ったり、血が薄くて体力がない人、血がドロドロしていて打撲時に内出血しやすい人にも処方されます。